『蝶の様に舞い、蜂の如く刺す』伝説のプロボクサー・モハメド・アリ氏が逝去

今月3日、プロボクシングの元世界ヘビー級王者のモハメド・アリ氏が敗血症ショックによりお亡くなりになりました（享年74歳）。




アリ氏といえば、ボクシングで残したさまざまな功績はさることながら、1976年6月26日に日本武道館にてプロレスラー・アントニオ猪木氏と異種格闘技戦を行い、後にブームとなる総合格闘技のルーツを作った第一人者としても知られています。



ビッグマウスを連発し強豪たちを次々とKOしていった破天荒なボクサーという印象が強い一方で、人種差別やベトナム戦争に対して強く批判した人道主義者として、後進のボクサーたちの規範となり多くのファンの人々から愛されました。



1981年に現役を引退し、その後パーキンソン病にかかり闘病生活を送りながらも社会活動を行い続け、スポーツ関係においてもオリンピックの開会式に出席するなど人々に夢と感動と与え続けてくれました。




心からご冥福をお祈り申し上げます。