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2015-03-24(Tue)

『DRAGON BALL-』でバーダックが悟空を地球へ送った真の目的とは?・その4

本日は前回の記事の続きとして、『DRAGON BALL-(マイナス) 放たれた運命の子供』(鳥山明先生の最新コミックス『銀河パトロール ジャコ』に収録)にて、サイヤ人の戦士・バーダックが息子のカカロット(後の孫悟空)を自ら地球へと送った真の目的について検証していきたいと思います。


<通常版>      <特装版>
 


前回の記事では、『カカロットが地球へと送られる時、星を制圧するように命令はインプットされていたのか?』という疑問について検証し、『始めからそのような命令はインプットされていなかった』場合のケースについて独自の予想論を述べていきました。


本日は、そのもう一つのケースについて個人的な見解を踏まえながら検証していきたいと思います。



〈ケース②〉バーダックがカカロットを地球へ送る時、事前にインプットされていた命令を故意に消去した


惑星ベジータでは昔からの慣習に従い、戦闘力が低くまだ幼い子供のサイヤ人は、地上げ活動の一環として比較的戦闘レベルの低い惑星に送り込まれ、その時に『成長したら自分が送り込まれた星を制圧せよ』という命令をインプットされる事が義務付けられていました。


しかし、バーダックはカカロットが成長した時の事を考え、地球へと送り出す前にそのインプットされていた命令はあえて消去したのではないでしょうか?


バーダックはあくまでも自分の息子を助けることを優先し、そして『地球で強く成長し、出来ればいつの日かフリーザを倒してほしい』と願っていたはずなので、地球を制圧するという事までは望んでいなかったと思われます。


それに将来地球でヘタに派手に暴れられたりしたら、それこそフリーザに気付かれて抹消される危険性がありますし、幸い地球は文化レベルも戦闘レベルも発展途上の段階のため、まだ戦闘力が2であったカカロットの隠れ蓑にするにはもってこいの星でした。


そういう意味では、当時のカカロットの戦闘力が低かったのはむしろ幸運だったと言えますし、やがてカカロットが孫悟空へと名前を変えて成長し、サイヤ人の王子・ベジータと初めて対峙した時に『地球に来られたことに感謝している』と語っていたのは、知らずしてそういった父の思いを感じていたからなのかもしれませんね。(*´∀`*)



そう考えると、惑星ベジータが消滅した時に他の星にいたカカロットの兄・ラディッツベジータは、その時の事情をよく知らなかったため、ずっとカカロットの事を『地球を制圧するために送り込まれたサイヤ人』だと信じ込んでいたのは正直マヌケだったとしか言いようがないんですけれど(笑)( ̄∀ ̄;



とにもかくにも、こうして悟空は父の期待通り強敵たちとの闘いを通して逞しく成長していき、超サイヤ人に変身して見事フリーザを倒すことになります(実質トドメを刺したのは、未来から来たベジータの息子・トランクスですが)。



ちなみに、バーダックはその後最後までフリーザに抗い、放たれた巨大なエネルギー球に巻き込まれて消息不明(『エピソード オブ バーダック』の例もあり、必ずしも死亡したとは断定出来ない)になるのは周知の通りですが、もし『DRAGON BALL-』の内容が真実だとしたら、カカロットを地球へ送り出してからフリーザとの最終決戦に臨む間、彼は一体どのような時間を過ごしていたのか?


『DRAGON BALL-』で妻のギネが初登場し、すでにカカロットが地球へと送られて身近にいないという点を除けば、大方は『たったひとりの最終決戦』の内容通りにストーリーが展開していったと思いますが…。


その“謎”の部分についても、いずれまた自分なりに検証して語ってみたいですね(笑)。(^_^)





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