fc2ブログ
2023-08-25(Fri)

“テキサスの荒馬”よ永遠に…日本マットでも活躍したプロレスラーのテリー・ファンク氏が逝去








アメリカのインディアナ州ハモンド出身(テキサス州アマリロ育ち)のプロレスラーで、『テキサス・ブロンコ』『テキサスの荒馬』の異名で知られているテリー・ファンク氏が、今月23日に逝去されました(没年79歳)。





テリー氏といえば、NWA世界ヘビー級のチャンピオンになるなどシングルプレイヤーとしての実績も豊富ですが、特に印象に残っているのは実兄のドリー・ファンク・ジュニア氏とのタッグチーム『ザ・ファンクス』であり、母国のみならず新日本プロレスや全日本プロレスなど日本のマットでも活躍し人気を集め、プロレス漫画『キン肉マン』に登場するテリーマンのモデルにもなりました。





1977年12月に全日本プロレスで開催された世界オープンタッグ選手権の最終戦で行われたザ・ファンクス対ザ・シーク&アブドーラ・ザ・ブッチャー組では、ブッチャー氏のフォーク攻撃を右腕に受けて血まみれになりながら壮絶な死闘を繰り広げており、伝説の試合として今でもファンの間で語り継がれています。





近年は病気のため施設で療養生活を送っていたとの事ですが、元気でおられた時にもう一度ザ・ファンクスとして日本のマットに上がり、兄弟で“伝家の宝刀”スピニング・トー・ホールドを競演する雄姿が見たかったですね…。





心よりご冥福をお祈り申し上げます。


スポンサーサイト



2022-11-18(Fri)

【追悼】“燃える闘魂”伝説は永遠に…新日本プロレス創設者の元プロレスラー・アントニオ猪木氏が逝去

※以下の記事に登場する人物およびその人物の発言の内容などは、現実に判明している箇所を除きすべてフィクションであり、『ドラゴンボール』およびその他のマンガ・アニメ作品とは一切関係ありません。










新日本プロレスの創設者である元プロレスラーのアントニオ猪木氏が、10月1日に東京都内の自宅にて全身性トランスサイレチンアミロイドーシスによる心不全のため逝去されました(享年79歳)。






日本のプロレスの“父”である力道山氏に共にスカウトされ、全日本プロレスを創設したライバルのジャイアント馬場氏と並んで、日本のプロレスの二大巨頭として業界をけん引してきた偉人であるというのは周知の通りですね。






“燃える闘魂”の異名通り、世界中の数多くのライバルたちと伝説に残る激闘を繰り広げてきた偉大なるレスラーだけに、その活躍の数々については、もはやこのサイトで説明するまでもないとは思いますが…






(フリーザ) タイガー・ジェット・シンさんを始めとした数々の外国人レスラーとの死闘、ヒロ斉藤さんとの巌流島での決戦、モハメッド・アリ氏らとの異種格闘技戦、そして政界への進出や様々な機器の発明…と、数えたらキリがありませんからね。






プロレスラーとしてそのあまりにも強烈過ぎる個性のため、モノマネをする芸人の方が後を絶たず、格闘マンガなどでも数多くの作品で(猪木さんを)モデルにしたキャラクターが登場しているというのも特徴ですね(笑)






ただ、そのほとんどがセコい戦い方をしたりヤラレ役だったり他所の家のトイレを借りて(以下略w)とあまりにも本人のイメージと酷くかけ離れたキャラクターばかりなのですがwそれに対して猪木さんが怒ったという話は聞きませんでしたね。











まあ、それに関しては、自分も目立てるからという事で公認(黙認?)するどころか大歓迎というスタンスだったみたいですからねw






本名も“寛至”なだけに、それだけ寛大な心を持った方だったという事でしょうし、多少扱いの悪い(?)キャラが登場しても、「みんなが楽しんでくれればいいんじゃないの、ムッフフ」と大らかに笑って許してくれていたのかもしれませんね。













実際、そのトイレで(ry というキャラを自身の作品(『浦安鉄筋家族』)に登場させた浜岡賢次先生とは過去に対談した事もあるらしいですからね…(汗)






これだけ何もかもがスケールの大きい方が亡くなられた事は、昔からのプロレスファンのみなさんにとっても本当に寂しい限りでしょうが、猪木さんが築き上げてきた幾多もの戦いの伝説はこれからも後世へ語り継がれる事ですし、猪木さんの提唱していた“ストロングスタイル”のレスリングを受け継いだ後進のレスラーの方たちの活躍を、天国から見守っていてほしいですね。





※画像はイメージです。






心よりご冥福をお祈り申し上げます。


2021-09-30(Thu)

【訃報】元プロレスラー・風間ルミ氏が逝去…女子プロレス団体・LLPWの創始者




女子プロレス団体・LLPW(現LLPW-X)の創始者である元プロレスラー・風間ルミ(本名・斉藤ルミエ)氏が、今月21日に逝去されました(享年55歳、死因は現在特定中との事)。




1982年にキックボクサーとしてプロデビュー、1985年にシュートボクシングへの参戦を経て、1986年にジャパン女子プロレスに入団しプロレスラーに転向した後はアイドルレスラーとして活躍し、芸能活動でもファンの人気を集めました。




ジャパン女子プロレスの解散後は、(1992年に)同期の神取忍氏らと共に女子プロレス団体・LLPWを設立し、同団体の代表取締役を兼任しながらプロレスラーとして活動を続け、全日本女子プロレスとの対抗戦で北斗晶氏との髪切りマッチを行うなど話題を呼びました。




2002年に代表取締役の座を神取氏に譲り、2003年に引退し同団体のスーパーバイザーに就任した後も、タレント活動と並行しながらプロレスの興行に関わり続け、2006年に神取氏が参議院議員に繰り上げ当選した際には公設秘書を務めました。




その後も、飲食店の経営、食育アドバイザー、講演など幅広い活動を続けていただけに、訃報が届けられた時にはファンの方々とプロレスラー仲間である方々も大きなショックを受けており、当サイト支配人もすぐには信じられず、今もどうお悔やみの言葉を述べればいいかわからない状況です。




しかし、風間さんがプロレスラーとしてもLLPWの創始者としても女子プロレス界に残してくれた功績は大きく、LLPW-Xの現代表である神取氏を始めとする風間さんと親しかったプロレスラーの方たちがその遺志を受け継ぎ、これからも女子プロレスを盛り上げてくれる事を願いたいです。





心よりご冥福をお祈り申し上げます。






追記:当記事の投稿日の前日、『ゴルゴ13』などの作者である漫画家のさいとう・たかを氏が膵臓がんのため逝去されました(享年84歳)。




心よりご冥福をお祈り申し上げると共に、後日同氏についての特集記事を改めて投稿させて頂きます。



2018-07-20(Fri)

【訃報】プロレスラー・マサ斎藤氏が永眠…アントニオ猪木氏と巌流島で血闘を繰り広げた“武骨漢”

日本プロレスでデビューし、海外の団体や新日本プロレスでも活躍したプロレスラーのマサさんことマサ斎藤氏(本名・斎藤昌典)が7月14日に逝去されましたが…(享年75歳)









その風貌から武骨なアウトローという印象を与えるものの(1964年の)東京オリンピック出場経験もあるアマレス出身の実力者であり、プロレスのリングでもその堅実なレスリングスタイルで猛威を振るい、義が厚く面倒見の良い性格だったため多くのレスラー仲間から慕われていました。





以前ケーブル番組(『ワールドプロレスリングクラシックス』)で過去の試合を観た時、見た目通りやたら防御力の高そうなwごつい体つきをしていて、何度相手の攻撃を喰らっても鬼気のこもった表情で立ち上がるまさに昭和のレスラーという感じでしたね。






(フリーザ) そのため人気プロレスゲーム『ファイヤープロレスリング』シリーズでも“不死身の怪物”ことゾンビ・マサという名前で登場しましたしw1984年に海外で事件に巻き込まれて服役し、出所した後は“獄門鬼”という異名が付いたらしいですね(本人は嫌がっていたそうですけれどもw)。





また現役引退後は新日本プロレスの試合解説者として、当時のテレビ朝日アナウンサーだった辻よしなり氏とのやり取りで





辻 「このホーク(・ウォリアー)と(スコット・)ノートンはプライベートでは非常に仲が良いと聞いておりますが」

マサ 「そうですねぇ、スコットはオクラホマに家を買ったんですよ



辻 「このバックドロップは受身が取れない!!」

マサ 「取ってます取ってます



辻 「スーパーJの素顔はなかなかのナイスガイだそうですね」

マサ 「そうなんですよ、グヘヘヘヘヘ






…といった芸人顔負けの意味不明なw天然トーク(?)を繰り広げ、現役時代とは別の意味でw強烈なインパクトを与えていましたね(笑) ( ̄∀ ̄;;;;






その上、(解説中に)正体不明とされている覆面レスラーを実名で言ったりw1987年にアントニオ猪木氏と死闘を演じた巌流島での伝説の時間無制限ノーレフェリー・ノールール・無観客マッチ(通称『巌流島の戦い』)についても「アレはやらせですけどね」とかw(後輩レスラーの武藤敬司氏から「巌流島の戦いは大変だったんでしょ?」 と訊かれて)大変じゃないよ! お前もプロレスラーならわかるだろ?」などと他人事の様にwサラッと爆弾発言をかましてましたし(笑)













(ベジータ) って、そういう発言したら


プロレスがガチで八百長だと思われるからやめれ!!!! (゜Д゜;;;;





…と、解説を聞いていた当時のプロレスファンの方々からは心の中で思いっきりツッコまれてただろうな(笑)







それでもプロレスに対しては独自の美学を強く持っており、深い付き合いだった後輩レスラーの1人である西村修氏によるとプロレスラーというのは友が無く一匹狼的な存在であるというのがマサさんの信条だったようで、それを知った時はその無頼漢的な生き様が何ともカッコ良いなと思いましたね。





2000年にパーキンソン病を患ってからはリハビリに専念しつつも(アドバイザーとして所属していた当時の健介オフィスにて)後進を指導するなどプロレス関係の仕事に携わっており、2015年の東スポでのインタビューでは「技の応酬ばかりで、アントニオ猪木がやっていたようなドラマティックなプロレスがない。燃えるものがないんだよ」と現在のプロレスに警鐘を鳴らしていましたね。






私が注目しているプロレスラーの一人である北宮光洋氏(プロレスリング・ノア所属)もそのマサさんから指導を受けており、本人から了承を得てリングネームをマサ北宮に変えて頑張っているので、これからもマサさんの意志を継ぐレスラーとして応援していきたいですね。





心からご冥福をお祈り申し上げます。

 ブログランキング・にほんブログ村へ  blogramによるブログ分析
2018-06-22(Fri)

【訃報】さらば皇帝戦士…最強外国人プロレスラー・ビッグバン・ベイダー氏が肺炎により永眠

母国(アメリカ合衆国)でアメフト選手として名を馳せ、その後はプロレスラーとしてデビューし新日本プロレス・全日本プロレス・プロレスリングノアなど日本のメジャー団体でも活躍した“皇帝戦士”ビッグバン・ベイダー(本名レオン・ホワイト)氏が6月18日、肺炎により御逝去されました(享年63歳)。









1987年に初来日し、ビートたけし氏率いるTPG(たけしプロレス軍団)の一員として新日本プロレスに殴り込み、突如組まれたアントニオ猪木氏との試合でわずか3分弱で勝利するというあまりにも強烈なインパクトを残したのは有名な話ですね。





その上TPGが試合会場に乱入してきた事でその日のメインイベントのカード(アントニオ猪木対長州力)が上記の通り変更になってしまったのにまだ納得していない中で、その試合自体もアッサリと決着が付いてしまい激怒した観客の方々が大暴動を起こしたため、試合が行われた会場(両国国技館)がしばらく使用禁止になってしまいましたからね…。





(フリーザ) しかしそれ以上に衝撃的なのは、あの巨体(身長約190cm、体重約170kg)からは想像も付かないほどの身体能力を持っていて、ムーンサルトプレス(月面宙返り)などの高度な技も難無く繰り出せたという事ですね。





単なるパワーファイターにとどまらずにそういったテクニックや試合でのパフォーマンスにも気を配っていたからこそ、数々の日本のトップレスラーたちとも互角以上に渡り合えたのかもしれませんね。













まあ昔の6人タッグの試合かなんかで、(試合開始前に)身に付けていた甲冑をリング上に置いてスモークを出す恒例のパフォーマンスを行っている際に、相手チームの獣神ライガー(現・獣神サンダーライガー)氏がその甲冑を蹴飛ばしてw挑発してきたのに対して(ベイダー氏が)ブチ切れていたwのには思わず笑ってしまいましたけれども(笑) (*´∀`*)





2016年に医師からうっ血性心不全と診断され余命2年を宣告されたものの、2017年4月には藤波辰爾氏のデビュー45周年記念ツアーに参加したり、飛んだり跳ねたりするスタイルが中心になりつつある現代のプロレスに警鐘を鳴らすコメントをするなど、選手としても“ご意見番”としても最後までプロレスに関わる活動を続けていました。





天国に行っても、父親同様プロレスラーとなった御子息様(ジェシー・ホワイト氏)の活躍とこれからのプロレス界の隆盛を見守っていてほしいですね…。





心からご冥福をお祈り申し上げます。




 ブログランキング・にほんブログ村へ  blogramによるブログ分析
プロフィール

おしょう(元・ハンマーヘッド和尚)

Author:おしょう(元・ハンマーヘッド和尚)
出身地:千葉県


※サイトの運営状況によっては、ジャンルごとに記事数が偏る場合がございますので、ご理解の上ご了承いただきますようお願い致します。

今までの来訪者数
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
記事検索フォーム
当サイト公式X(旧Twitter)
お世話になっている方々のサイト
(特に変なサイトとかでなければw)基本的にリンクフリーです。
QRコード
QR
アニメ:おすすめ商品
※同じ名称の商品であっても、内容・特典の有無など異なる場合がございますのでご注意下さい。

マンガ・小説:おすすめ商品
※同じ名称の商品であっても、内容・特典の有無など異なる場合がございますのでご注意下さい。


ゲーム:おすすめ商品
※同じ名称の商品であっても、内容・特典の有無など異なる場合がございますのでご注意下さい。



現在のサイトランキング